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2016年3月29日 (火)

(13)レギュラーチューニングについて

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チューニングについて書いてみたいと思います。まずはレギュラーチューニングについてですが、これはとても優れたチューニングです。弦同士の間隔は3弦と2弦を除いて完全4度です。ちなみに3弦と2弦は長3度となります。ナッシュビルスタイルのコードフォームのところでバイオリンのチューニングについてふれましたが、バイオリンは全ての弦の間隔が完全5度となっています。

そして面白いんですがバイオリンの1弦から4弦はギターの6弦から3弦(方向が逆)なんですよね。まさに完全5度チューニングと完全4度チューニングの不思議な関係ということでしょうか。有名な5度圏サークルが時計回りだと完全5度、反時計回りだと完全4度ということと関係にありますよね。今度じっくりと考えてみます。

さてギターは平均律の楽器です。平均律は1オクターブを12等分してできています。ちなみに純正律は12等分ではありません。興味のある方はこんな動画を見つけました。


なぜチューニングの最初に平均律のことを持ち出したかと言いますと、平均律と純正律で共通するのは同音とオクターブです。僕のチューニングの特徴はチューナー等でチューニングをしてからオクターブのピッチを確認することです。この習慣は無意識にやっていたのですが、平均律と弦の特性から考えると合点のいくことです。チェックするのはこんな感じです。

6弦開放(E)と4弦2フレット(E)

6弦3フレット(G)と3弦開放(G)

5弦開放(A)と3弦2フレット(A)

5弦2フレット(B)と2弦開放(B)

5弦3フレット(C)と2弦1フレット(C)

4弦開放(D)と2弦3フレット(D)

4弦2フレット(E)と1弦開放(E)

3弦開放(G)と1弦3フレット(G)

2弦開放(B)と1弦7フレット(B)
です(汗)。

これらをじっくりチェックするわけではなくオクターブ違いの2音を低音から同時に弾いてみるということです。特に僕が注意するのは4弦開放(D)と2弦3フレット(D)と2弦開放(B)と1弦7フレット(B)です。

ギターが平均律なので色々なキーで演奏することが可能なのですが、チューニングで違和感を一番感じることが多いのが2弦のDの音です。それは元々2弦がピッチが高めになりやすい性質を持っていることと関係しているでしょう。ですから僕の場合2弦をほんの少し低めにチューニングしていると思います。とにかく先ほどの4弦開放(D)と2弦3フレット(D)のオクターブを同時に弾いて違和感がなければそれで良いわけです。

そして2弦のピッチが少し変化しているとすれば高音域とオクターブが合わないのも気持ちが悪いので2弦開放(B)と1弦7フレット(B)をチェックするわけです。

チューニングの基本としては低い音程から巻き上げるように合わせることが大切です。と書きながら、実は僕は結構いい加減で、高すぎた場合に音程を下げて合わせちゃうこともあります。でもかの坂崎幸之助さんをはじめ多くの方々が巻き上げてチューニングするようにとおっしゃっているので間違いはありませんし、理論的に考えても間違いありません。

もうひとつ、チューニングをしている時に3弦に多く発生しますが、音が合ったかなあと思った瞬間にピキッという音がしてチューニングできないことがありませんか。理由はナットと弦の滑りが悪くなっているからです。そんな時には濃い鉛筆でナットの溝をこすってやると滑りが良くなって解決します。余談ですが鉛筆でシールドなどのプラグを擦ってやると通電が良くなります。

チューニングのことはさっと終わるかなと思っていたのですが、平均律なんていう言葉を持ち出した時点で長くなるのが決まったみたいですね。この続きは次回ということにして、ひとまず今回はこの辺でお開きにします。

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