(9)コードGでのメジャーペンタトニック
FujiFilm X-T1 XF60mm f2.4 Macro
ギターを弾きはじめて中級レベルになってくるとペンタトニツクというハイカラさんが近ずいてきます。コードGの押弦ついでにここでそのペンタトニックに少しだけふれてみたいと思います。
僕は中学時代にクラシック方面では自己流カルカッシ(教側&練習曲本)、ポピュラー方面ではフオークソング(PPM、キングストントリオ、ブラフォー等)のコピーをしていただけだったので、スケールという言葉はもちろん、ペンタトニツクなんて洒落た方々を知ったのはデビュー後の事でありました。
そんな音楽的知識のはなはだ貧弱な(メンタルは結構調子ずいていました)僕がスタジオミュージシャン的な仕事もさせてもらえたのは当事のデイレクターMO氏と今ではアコギレジェンドのCY氏の口添えのおかげです。今思うとよくやってたな!と恐しくなります(笑)。
というわけでスケールやペンタトニツクに関しても今でもそこそこの理解しか持っていませんが、これからその辺に踏み込もうという人にはその方がかえってわかりやすいかもしれません。
まずペンタトニツクとは5音で構成する音階のことです(普通の音階は7音)。キ-C(ハ長調)だとC、D、E、G、Aです。テンプテーションズの”マイガール”のイントロ後半からの有名なフレーズ、そして北島三郎さんのご存じ”函館の女”の歌の出だしもペンタトニックです。
ちょっと面白くないですか。ペンタトニックスケールというとジャズやブルース、ロックをイメージすることが多いと思いますが、世界中にある音階なので、ある意味人の中に自然に聴こえてくる音階なのでしょう。ちなみに沖縄音階のC、E、F、G、Bも使っている音は違いますが5音音階です。
僕は元々フォークをやっていたので、僕の演奏スタイルの底には当時の音楽的記憶が張り付いています。フォークの元になっているカントリーミュジックや、さらにその中のブルーグラスなどなど。実際僕の仕事部屋には5弦バンジョーがぶら下がっています(友人からの仮受けたもの)。これはライブでも弾いたことがあります。
それでは最後にこんなブルーグラスレッスンの動画を見つけました。押弦はナッシュビルスタイルですね。フレーズの中にハンマーリングオン(弦を指で叩くようにして音を出す)やプリングオフ(弦から指を離すときに音を出す)も使っています。
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