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2016年3月

2016年3月30日 (水)

(14)その他のチューニングについて

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FUJIFILM  X30

レギュラーチューニングの次はドロップDなどの変則的なチューニングについてです。ひとまず僕が実際に使っているチューニングを中心に書いてみたいと思います。

まずはドロップDですが、これはレギュラーチューニングの6弦(E)をDに下げるだけです。最低音がDになるのでキーDの曲に強くなりますし、低いDの響きの魅力もあります。僕がドロップDを使っているのはCD『HEAVENLY』の『父の涙』とCD『永遠鉄道』の『楽園』です。ちなみにライブではほぼドロップDを使ったことがないと思います。理由は6弦を下げるとネックへの力のかかり方が変わるので他の弦も多少音程が変化してしまうからです。1曲弾くために2本持ちっていうのもなんですので。

実際には使ってはいませんが「ダッドガッド」と呼ばれる6弦からD、A、D、G、A、Dのチューニングはなんとなく好きです。名前の響きが好きだからかも・・・(笑)。

そして最近リゾネーターを弾くようになって真剣に取り組んでいるのが「オープンGチューニング」です。これは6弦からD、G、D、G、B、Dとなります。オープンで弾くとGのコードになっています。また2弦のBの音以外は1度(G)と5度(D)ですのでナッシュビルスタイルのコードフォームのGに似たサウンドと言っても良いのかもしれません。

スライドバーを使って1弦から6弦までを一気に鳴らすと、オープンポジションではG、5フレットではC、6フレットではDになり、基本のスリーコードが弾けることになります。でもこれだけではあまりに単純です。コードにはマイナーもあれば7thやテンションノートが加わったものもあります。

ここで注目するのが3度の音が2弦にしかないことです。2弦を弾かなければメジャーかマイナーかわからなくなります。きちっとマイナーにしたければ2弦だけ指を使って1フレット下を押さえれば良いのです。もし3度の音が2本の弦にあったりするとこの辺のやりくりはできないのではないかと思います。レギュラーチューニングがそうですが、時代を経てきたチューニングというものは本当に良くできていると思います。

以前コードフォームだけではなく「音階や音名をおぼえると良い」と書いたと思うのですが、さらにコードの構成音が理解できていると、オープンチューニングでも色々なコードに対応できるようになります。という自分はその真っ最中であるわけですが(汗)。


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2016年3月29日 (火)

(13)レギュラーチューニングについて

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FUJIFILM  X30

チューニングについて書いてみたいと思います。まずはレギュラーチューニングについてですが、これはとても優れたチューニングです。弦同士の間隔は3弦と2弦を除いて完全4度です。ちなみに3弦と2弦は長3度となります。ナッシュビルスタイルのコードフォームのところでバイオリンのチューニングについてふれましたが、バイオリンは全ての弦の間隔が完全5度となっています。

そして面白いんですがバイオリンの1弦から4弦はギターの6弦から3弦(方向が逆)なんですよね。まさに完全5度チューニングと完全4度チューニングの不思議な関係ということでしょうか。有名な5度圏サークルが時計回りだと完全5度、反時計回りだと完全4度ということと関係にありますよね。今度じっくりと考えてみます。

さてギターは平均律の楽器です。平均律は1オクターブを12等分してできています。ちなみに純正律は12等分ではありません。興味のある方はこんな動画を見つけました。


なぜチューニングの最初に平均律のことを持ち出したかと言いますと、平均律と純正律で共通するのは同音とオクターブです。僕のチューニングの特徴はチューナー等でチューニングをしてからオクターブのピッチを確認することです。この習慣は無意識にやっていたのですが、平均律と弦の特性から考えると合点のいくことです。チェックするのはこんな感じです。

6弦開放(E)と4弦2フレット(E)

6弦3フレット(G)と3弦開放(G)

5弦開放(A)と3弦2フレット(A)

5弦2フレット(B)と2弦開放(B)

5弦3フレット(C)と2弦1フレット(C)

4弦開放(D)と2弦3フレット(D)

4弦2フレット(E)と1弦開放(E)

3弦開放(G)と1弦3フレット(G)

2弦開放(B)と1弦7フレット(B)
です(汗)。

これらをじっくりチェックするわけではなくオクターブ違いの2音を低音から同時に弾いてみるということです。特に僕が注意するのは4弦開放(D)と2弦3フレット(D)と2弦開放(B)と1弦7フレット(B)です。

ギターが平均律なので色々なキーで演奏することが可能なのですが、チューニングで違和感を一番感じることが多いのが2弦のDの音です。それは元々2弦がピッチが高めになりやすい性質を持っていることと関係しているでしょう。ですから僕の場合2弦をほんの少し低めにチューニングしていると思います。とにかく先ほどの4弦開放(D)と2弦3フレット(D)のオクターブを同時に弾いて違和感がなければそれで良いわけです。

そして2弦のピッチが少し変化しているとすれば高音域とオクターブが合わないのも気持ちが悪いので2弦開放(B)と1弦7フレット(B)をチェックするわけです。

チューニングの基本としては低い音程から巻き上げるように合わせることが大切です。と書きながら、実は僕は結構いい加減で、高すぎた場合に音程を下げて合わせちゃうこともあります。でもかの坂崎幸之助さんをはじめ多くの方々が巻き上げてチューニングするようにとおっしゃっているので間違いはありませんし、理論的に考えても間違いありません。

もうひとつ、チューニングをしている時に3弦に多く発生しますが、音が合ったかなあと思った瞬間にピキッという音がしてチューニングできないことがありませんか。理由はナットと弦の滑りが悪くなっているからです。そんな時には濃い鉛筆でナットの溝をこすってやると滑りが良くなって解決します。余談ですが鉛筆でシールドなどのプラグを擦ってやると通電が良くなります。

チューニングのことはさっと終わるかなと思っていたのですが、平均律なんていう言葉を持ち出した時点で長くなるのが決まったみたいですね。この続きは次回ということにして、ひとまず今回はこの辺でお開きにします。

2016ab0307

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2016年3月19日 (土)

(12)ギターの得意なキーと不得意なキー

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FUJI X-T1 SAMYANG 8mm f2.8

ギターを弾き始めると得意なキー(調)と不得意なキーがあることがわかります。今回は”得意なキー、不得意なキー”について書いてみたいと思います。
まずざっくりと言いますと楽譜にシャープが付いているキーは弾きやすく、フラットの付いているキーは弾きにくいのです。シャープ系のキーというのは、E、A、D、G、などで、フラット系のキーは、F、Bb、Eb、Ab、などです。

Photo
まず得意なキーの説明ですが、五線の下の主音をみてください。得意なキーの主音は6弦から3弦までの開放弦です。ということは押弦をしなくても鳴らせるわけですから、メロディーがハイポジションに上がっていっても開放弦を使って必要なベース音を鳴らすことができます。
さらにAメジャーのキーの場合の主要3和音は、A、D、Eになります。これらの主音は5弦、4弦、6弦の開放ですので、Aメジャーの場合はこれらのベース音を使ってかなり自由にハイポジションまでの演奏が可能になります。
Eメジャーの場合は主要3和音は、E、A、B、となりますので、AとDの2音を開放で鳴らせます。Dメジャーの場合の主要3和音は、D、G、A、ですので3弦開放のGまで使えば3音を開放で使うことができます。
次に不得意なキーについてですが、F、Bb、Eb、Ab、の音は6弦から4弦の1フレットを押弦しなければなりません。ということは例えばFのキーの曲の場合は6弦1フレットまで指が届く範囲(4弦3フレットでも良いが)でしか演奏ができなくなりますし、ほとんどの場面でセーハが必要になります。ですから演奏するのがしんどくなるというわけです。
さてここでカポタストを登場させましょう。フラット系のキーの主音がみな1フレットを押弦しましたので、この1フレットにカポタストを付けてやればフラット系の主音も開放で弾くことができるようになります。F、Bb、Eb、Ab、のキーは最初からカポを使って演奏することを考慮すると良いでしょう。ちなみに1カポ(1フレットにカポタストを付けること)だと、FはE、BbはA、EbはD、AbはGとなり得意なキーに変身してしまいます。


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2016年3月18日 (金)

(11)コードフォームの応用について

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FUJI X-T1 XF60mm f2.4 Macro

ギターを弾き始めてぶちあたることのひとつにコードの数の多さがあるかもしれません。「これはとてもおぼえきれない〜」です。そこで今回はコードネームについての詳しいことはひとまず横に置いておいて、基本的なフォームが押弦できれば、それを応用して多くのコードが押さえられるようになる、ということを書いて見たいと思います。

まずEとFのコードをみてください。

Ef
一見違うように見えますがよく観察すると、FはEのナット部分を1の指(人差し指)でセーハ(指を横に伸ばして同じフレットの複数の弦を押弦すること)しているだけであることがわかります。ですからEとFは同じコードフォームのグループなのです。

ギターのフレットの隣同士は半音違いになっています。ですからEを半音上げるとF(音階でEとFは半音の関係)になります。ということはコードFからさらに1フレットずつ上げていくと、F#、G、G#(Ab)、A、Bb、B、C、C#、D、D#(Eb)、という具合にコードが変化していくわけです。

応用というのはこのことなんです。今はEを基本にして1フレットずつの変化を見ましたが、その他の基本コードフォームは以下のとおりになります。え!これだけ!!という感じですがこれだけです。

Aは半音上げるとBbになり、そのあとはB、C、C#・・・・・。

Abb
Cは以下のように上がっていくのですが、DはCのコードフォームを2フレット上げた型が元になっています。このCのフォームは中級以上にならないと使うことはないと思うので参考にしておいてもらえれば良いと思います。

Ceb

そしてコードにはメジャーとマイナーがありますので、EmとAmも基本のコードに加えておきます。

Emfm
Ambbm

さてコードネームにはEやAのような主音の後ろに、m、7、9、13、(b5)、などの付録が付いていることがあります。この付録が付いたコードもそのまま半音ずつ変化しますので、フレットを移動するたびに主音の部分だけを変えればそのままのフォームで大丈夫です。

問題はこれらのことがわかってもセーハが難しくてできないというところです。セーハをする時には以前書いたように、力ずくでネックを握らずに腕の重さを利用して押弦することを意識してください。またカポタストを5フレットくらいに付けてセーハにチャレンジしてみるのもありだと思います。

2016ab0307

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2016年3月17日 (木)

(10)ギターの弦について

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FujiFilm X-T1 XF60mm f2.4 Macro

先日メインで使っているトンプソンのショートスケールをリペアに出した際に、いつもリペアをお願いしているYさんが「立ち上がりが良い弦で驚いた!」と言ってくれたので嬉しくなってしまい、今日は弦について書いてみようと思い立ちました。

と言いながらまたひとつ言い訳をしますが、僕はギターの材質や弦にこだわる人ではない(というかよくわからない)ので、マニアックな方には全く物足りない内容だと思いますがお付き合いのほどよろしくお願いします。

さて僕が現在使っている弦はアーニーボールのエヴァーラストというコーティング弦です。エレクトリック(最近ご無沙汰していますが)はずっとアーニーを使ってきましたし、アコースティックも一時ダダリオだった時もありましたがここ15年くらいはずっとアーニーを使ってきました。2年程前にコーティング弦を2種類テストさせてもらえる機会があって、試したところすごく良かったので早速使い始めました。普通コーティング弦の特徴といえば弦に汚れが付着しにくく長持ちするということですが、この弦はまず音が良いんです。僕は特に低音弦の深みのある品の良い音色が気に入りました。

弦のゲージ(太さ)は若い頃に比べるとだんだん細くなってきています。その理由はただただ指がしんどくなってきたということです。もうだいぶ前からですが、左手の疲労がひどくなりライブの途中で手がしびれてくるようなこともありました(もちろん病院に行きましたのでご心配なく)。そりゃあライブとなれば結構な時間弾いているわけですし、もう40年以上弾いているのですから当たり前といえば当たり前ですね(ストレッチをしていれば違っていたのかもしれません)。

というわけで現在は11−52(1元の太さと6弦の太さ)という普通のライトゲージよりも1段細い弦を使っています。その上愛用ギターのトンプソンもショートスケールですから通常のギターに張るよりもさらにテンションが低くなっています。


Img_3523
ゲージを細いものに変更するときにはそれなりに葛藤がありました。以前はプロならば太い弦を張るのが常識みたいな感じになっていましたので・・・。しかし細い弦の良さ(サスティーンが気持ち良く繊細)もあるので少し頭を柔らかくしていろいろ試してみるのもありだと思います。

ところでここまで弦に焦点を当ててきましたが、弦の魅力を引き出しているトンプソンのギター自体が優れているという点を忘れてはいけません。トンプソンの魅力のひとつは張りのある音色です。以前リペアマンのYさんは「弦を弾いた時に、弦が指やピックを跳ね返してくるような感じのギターが良いギターだ」と言っていました。トンプソンはまさにそれなんです。良いギターと良い弦の出会いがこの音色を生むというわけです。最後はなんだか食レポみたいになってしまいましたが、アーニーのエヴァーラストはオススメです。ちなみにフォスファーブロンズとブロンズの2種類があります。→ アーニーボールアコースティック弦


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2016年3月15日 (火)

リゾネーターのリペアレポート

Img_3519

昨年12月にGRETSCHのリゾネーターギターを手に入れました。購入前にギタリストのレジェンドであるKさんにアドバイスしてもらったところ、「リゾネーターは”バンジョー”のようなものだからそんなに神経質にならなくても良いよ」との力強いお言葉をもらい、高価なNATIONALじゃなくても良いんだな・・・、という結論に達しました(NATIONALはいつか手に入れたいですが)。

いろいろと物色していたら日頃お世話になっている会社で、GRETSCHのリゾネーターを扱っていることがわかりました。これはタイムリーだということでGRETSCHのG9200を購入することにしました。G9200はしっかりとした作りでとてもパワフルな鳴りをしています。丁寧に調整もしていただいたのでとても良いコンディションです。

その後2月の頭頃でしたが、友人が1本のリゾネーターギターを見せてくれました。それがREGALのDM-3というものでした。こちらはGRETSCHとは真逆の甘い音色で、弾いた瞬間に「こりゃあ買いだ」と心で叫んでしまいました。ちょうどカメラを買うために貯めていた貯金があったので気持ちが大きくなっていたのかもしれませんが、安く譲ってもらいました。

しかしこのREGALは12フレット近辺のピッチが良くなかったので、リペアをしてもらうことにしました。ついでに弦同士の幅を少し広げて少しだけNATIONALライクにしてもらうこともお願いしました。

そしてそれが今月3日に仕上がってきたんです。特急で作業をお願いして約10日くらいでの退院でした。

まずはピッチ調整ですが単純なサドルの作り替え程度では対応できないレベルだったので、建増しサドルみたいなものが新たに制作されていました。先日のライブでは一瞬6弦が外れたのでそれも考慮してもらっています。

Img_3515

もう少し拡大すると。

Img_3518

建増しがわかりましたか。

そして弦の幅を広げるためとの”建増しサドル”はもちろんですが、ナットも新調されています。

Img_3520

弦同士の幅が広がったおかげでとても弾きやすくなりましたし、ピッチは問題の無いレベルになりました。

そしてサプライズだったのがリゾネーターギターのリゾネーターたる所以のコーンです。これはスピーカーコーンと同じで弦の振動を拡幅する薄いアルミの振動板で、お椀というか洗面器というか、のような形をしています。

リペアをお願いしているYさんの話では、「最初からどこかがビビっているなと思ったので、いろいろチェックしたところ、コーンが原因であることがわかった」ということでした。そして工房にあった別なコーンと取り替えてくれたとのことです。そして「付け替えたコーンは多分NATIONALのコーンじゃないかなあ・・・:とのこと「ガ〜ン、ビックリぽんやあ」やおまへんか。一部ではあってもNATIONALになったあ!

これが以前のコーン。

Img_3513

ひとまず仕事部屋のインテリアとして永久保存ですかね。

4月のアコボンライブではバンドとしては初めてリゾネーターを弾く予定です。席の方もまあまああとわずか(元々あんまり席がありませんので)となっておりますので興味のある方はご予約のほど、よろしくお願いします。

2016ab0307

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2016年3月14日 (月)

(9)コードGでのメジャーペンタトニック

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FujiFilm X-T1 XF60mm f2.4 Macro

ギターを弾きはじめて中級レベルになってくるとペンタトニツクというハイカラさんが近ずいてきます。コードGの押弦ついでにここでそのペンタトニックに少しだけふれてみたいと思います。

僕は中学時代にクラシック方面では自己流カルカッシ(教側&練習曲本)、ポピュラー方面ではフオークソング(PPM、キングストントリオ、ブラフォー等)のコピーをしていただけだったので、スケールという言葉はもちろん、ペンタトニツクなんて洒落た方々を知ったのはデビュー後の事でありました。
そんな音楽的知識のはなはだ貧弱な(メンタルは結構調子ずいていました)僕がスタジオミュージシャン的な仕事もさせてもらえたのは当事のデイレクターMO氏と今ではアコギレジェンドのCY氏の口添えのおかげです。今思うとよくやってたな!と恐しくなります(笑)。

というわけでスケールやペンタトニツクに関しても今でもそこそこの理解しか持っていませんが、これからその辺に踏み込もうという人にはその方がかえってわかりやすいかもしれません。
まずペンタトニツクとは5音で構成する音階のことです(普通の音階は7音)。キ-C(ハ長調)だとC、D、E、G、Aです。テンプテーションズの”マイガール”のイントロ後半からの有名なフレーズ、そして北島三郎さんのご存じ”函館の女”の歌の出だしもペンタトニックです。

 




ちょっと面白くないですか。ペンタトニックスケールというとジャズやブルース、ロックをイメージすることが多いと思いますが、世界中にある音階なので、ある意味人の中に自然に聴こえてくる音階なのでしょう。ちなみに沖縄音階のC、E、F、G、Bも使っている音は違いますが5音音階です。

僕は元々フォークをやっていたので、僕の演奏スタイルの底には当時の音楽的記憶が張り付いています。フォークの元になっているカントリーミュジックや、さらにその中のブルーグラスなどなど。実際僕の仕事部屋には5弦バンジョーがぶら下がっています(友人からの仮受けたもの)。これはライブでも弾いたことがあります。
では具体的にキーGのペンタトニックを紹介しましょう。ここで紹介するのはメジャーペンタトニックスケールです(ということはマイナーペンタトニックスケールもあるということです)。


G_3
押弦の位置をダイアグラムにするとこんな感じです(なんか和風)。

G_4
それでは最後にこんなブルーグラスレッスンの動画を見つけました。押弦はナッシュビルスタイルですね。フレーズの中にハンマーリングオン(弦を指で叩くようにして音を出す)やプリングオフ(弦から指を離すときに音を出す)も使っています。


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2016年3月12日 (土)

(8)コードAとEmの押弦について

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FujiFilm X-T1 XF55-200mm f3.5-4.8

コードGの押弦とナッシュビルスタイルの押弦に続いてコードAの押弦について書きます。コードAもコードGの押弦と同様に下記のようなふた通りのフォームを目にします。
A
僕はタイプ1の方です。理由はAM7やA7へのチェンジの準備ができているということです。タイプ2の場合もAM7からはタイプ1と同じ押弦になっていくと思うので、ここは最初からタイプ1が良いというわけです。

先日のコードGの押弦の時にいただいたコメントの中に「発展性」という表現をされた方がいました。とても的確な表現だと思います。コードの押弦がひとつのコードを押弦するということにとどまらずに、簡単なフレーズを挟み込んだり、その後の展開に有利になる押弦が良いということです。そしてもうひとつは手首から指先までを緊張させない(無理をかけない)フォームということです。

タイプ1の場合のコードA、AM7、A7の押弦の変化です。1の指の変化だけで済んでいるのがわかると思います。
Aa7
似たようなケースにEmの押弦があります。
Em
これも僕はタイプ1です。コードEへのコードチェンジがスムーズですよね。ナッシュビルスタイルで2弦の3フレットと1弦の3フレットを押弦する人はタイプ2にならざる終えないですが・・・。
次回は沢山あるコードをマスターするために知っておきたい考え方を紹介します。

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2016年3月10日 (木)

(7)ナッシュビルスタイルのコードフォーム

20160305dscf3655
FujiFilm X-T1 XF55-200mm f3.5-4.8 LRで現像しました。

昨日コードGの押弦について書いたところナッシュビルスタイルの押弦についてのやりとりがありましたので、Gついでにそのこともを書いておこうと思います。若い世代では人気でたまにこれしか弾けない人もいます。
それはこういうフォームの押弦です。
Gomit3

ご覧のように2弦の3フレットを押弦します。これはどういうことかと言いますと、和音を構成するのはコードGであればG(ソ)、B(シ)、D(レ)の三音です。これらはコードGの主音(1度)であるGと3度のB、5度のDです。このように1度、3度、5度の音を一緒に鳴らした和音が長三和音(メジャー)です。短三和音(マイナー)はどうなるかというと3度の音が半音下がります。長三和音の3度を長3度と呼ぶのに対して短三和音の3度は短3度と呼びます。結局和音の3度の音が半音違うことによってメジャーとマイナーとなるわけです。ですから同じ主音を持つメジャーコードとマイナーコードのフォームを比べるとどこかが半音(1フレット)違っています。
Ggm
参考までに。五線の下は上から順に度数(音程を表す)、日本音名、英語音名、ディグリー(スケールの中のなん番目の音か)です。

G


ちょっと面倒臭いのですがガッテンしていただけましたでしょうか。
ということは先ほどの2弦の3フレットを押さえるフォームの場合、この肝心な3度の音を弾かないということになるのです。1度と5度だけの音で勝負しているわけです。これを主に使うのはカントリーミュージックです。おそらくアイリッシュのサウンドの流れから来ているのだと思いますが、もうひと掘りするとフィドル(バイオリン)のサウンドの影響ではないのかなあと思います。なんとバイオリンは4本の弦が完全5度の関係なんです。低い方からG線(あまりに有名だあ)、D線、A線、E線と成っています。これらの隣り合った弦同士の音程が完全5度なんです。ドとソの関係です。それに対してギターは2弦を除いて完全4度の間隔になっています(フー!自分でも疲れてきました)。
というわけでカントリーではフィドル(バイオリン)とギターがよく使われるのでギターの方も3度を抜いた1度5度で弾くようになったのではないか・・・というのはあくまでも私の推測ですので程々に聞いておいてください。
3度抜きのGからの基本的なスリーコードは以下のようになります。
Gomit3_2
しかし正確なコードネームだとこのようになります。
Gomit3_3
結論としましてはGとGomit3は別の意図を持った和音であることを意識して、どちらも弾けるようにすることが肝心ということですね。

ここで宣伝!

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2016年3月 9日 (水)

(6)コードGの押弦について

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FujiFilm X-T1 XF55-200mm f3.5-4.8 トリミングしました

コードを押弦する際に複数(大体2通り)の押さえ方があるコードがあります。その例としてGとAとEmがありますが、今回はGについて書いてみたいと思います。

押弦の際に大切なのは押弦していない指を無駄に遊ばせないことが大切です(無駄も遊びも好きなので、あんまり好きな言い回しじゃありませんが・・・)。要は押弦していない指が演奏のために使えないような押弦は避けるということになります。ではまずGのコードフォームからです。
G
僕はタイプ1のように押弦しますが、時々タイプ2のように押弦する人がいます。タイプ2の人には一応タイプ1の押弦を勧めますが、それがネックになって演奏全体が不安定になってしまう場合はあまり強くは勧めません。でも本気で上達したいのならば変えた方が良いでしょう。

さてGの押弦のタイプ1とタイプ2では何が違うかというと。押弦していない指がどの指かということです。タイプ1の場合は1の指が休んでいます。しかしタイプ2の場合は4の指が休んでいます。

タイプ2のスタイルで4の指を他の押弦に使うことはほぼできないので、結局無駄に遊ばせていることになります。

しかしタイプ1の場合はC/Gへ簡単にチェンジすることができます。またカントリースタイルのストロークによく使われるように2の指を使ってちょっとしたフレーズを挟み込むこともできます。これは後日ふれたいと思います。
Gcoverg
C/Gの押弦では5弦をミュートをするようにします。ミュートの方法は押弦している3の指を少し寝かすような感じにして5弦にふれれば良いのです。また普通にコードGを押弦する時にも5弦をミュートをしても大丈夫です。5弦の音を鳴らしている時とミュートした時では音の感じが違ってくるのですが、この方が良いと感じる人も少なくないのではないでしょうか。すっきりしていますよね。
さらにGからG/Cにチェンジする時に1の指と2の指でハンマーリングオンをするとギターならではの独特な演奏になります。また逆のコード進行の場合はプリングオフを使うこともできますね。この辺も後日ふれてゆきたいと思います。


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2016年3月 8日 (火)

(5)ギターのコードの押弦について

20160304dscf3637
FUJI X-T1 XF27mm f2.8

ギターは独奏楽器であることは前にも書いたと思います。独奏楽器とはメロディーと伴奏を1台で弾ける楽器のことです。ですからギターを演奏するためには単音(音階など)と和音(コード)の両面を意識して取り組む必要があります。なぜあえてこのことを書くのかといえば、ギターを始めた人の多くがコードストロークやアルペジオ止まりになってしまうからです。やはり独奏ができるように目標を持って欲しいと思います。

そのためには音階(スケール)の練習と共に、弾いている音名がわかるようにすることが大切です。音名がわかるとコードの構成音を理解する助けになりますし、ストロークの中に単音のフレーズを入れ込みながらバラエティーに富んだ演奏も可能になります。

Tab_2

さて今回はコードの押弦について書きます。初心者の人は最初にたくさんのコードフォームを見て「とても覚えられない!」と尻込みしてしまいがちですが、運指の仕方や基本的なコードフォームやフレットと音程の関係などを理解してゆくと、いろいろと応用が利くようになりますので、すべてのコードを別々に覚える必要がないことがわかってきます。

まずは入門のコードとしてGとCとDの3つのコードから入りましょう。これらのコードはキーG(ト長調)の基本的な3和音ですので、まずこの3つが弾けると結構いろいろな曲の伴奏に使えます。

ではこの3つのコードの押弦の共通点を見てみましょう。それは2(中指)と3(薬指)の指の使い方にあります。実はコードGもコードCもコードDも2と3の指の位置関係が同じなんです。Gは3の指が6弦3フレット、2の指が5弦2フレット、Cは3の指が5弦3フレット、2の指が4弦2フレットです。そしてDのコードは3の指が2弦3フレット、2の指が1弦2フレットです。ですからこれらの三つのコードは2と3の指が同じ位置関係のまま5弦6弦、4弦5弦、1弦2弦と移動しているということになります。

Gcd_2
一見するとこの3つのコードが全くちがうコードフォームのように思えますが、共通点が見つかればコードチェンジのイメージが大分違ってくるのではないでしょうか。

そしてコードチェンジの時には必要以上にフィンガーボードから指を離さないことが肝心です。特に上記のコードの場合2と3の指はブルーインパルスの編隊飛行のように、位置関係を崩さずに移動します。

やがてこれらのコードが押弦できるようになると、4の指は1弦の3フレットあたりに、1の指は2弦の1フレットあたりにあることに気がつくでしょう。そうなっていけばフィンガーボードをのぞき込んで押弦の位置を確認しなくても押弦ができてくると思います。

次回は複数のコードに応用できる基本のコードフォームについて書きましょう。

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お問い合わせ 04-2941-3122 singanewsong@cmail.plala.or.jp

東京基督教大学(ギター、ウクレレ 聴講可)
お問い合わせ 総務課 0476-46-1131 soumu@tci.ac.jp

岩渕まこと 神山みさのギター研究会もありますよ。 
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2016年3月 7日 (月)

ライブのお知らせ

2016ab0307

4月16日(土)岩渕まこと/Acoustic Bonbonのライブを開催します。場所はギンイロヒコーキ2Fコーヒーハウスです。ギンヒコでのアコボンでのライブは今回で3回目となりますが、今回はリゾネーターギターも絡ませようと計画中です。

Acoustic Bonbonはドラムスに市原康、ウッドベースに谷源昌、そして僕というトリオです。

市原さんとはもう30年は一緒に演奏している間柄ですし、谷さんとも早いもので10年以上のお付き合いです。

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市原さんは東京音楽大学の教員でもあるので、そちらのサイトのプロフィールをリンクします。市原さんのひとり娘はジャズトランペッターの市原ひかりさん。親子揃ってポピュラーシーンの第一線で活躍しているってすごいです。 →東京音楽大学

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ベースの谷さんのブログのプロフィールはこちら。趣味が農業ってとこがなかなか真似できません。

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職業、音楽家。ベース弾き。

94'ジャズ フュージョンバンド「Radio Swing」結成。

97'同バンドでセンチュリーレコード(ポニーキャニオン販売)より デビューアルバム「ラジライダー」をリリース。

99'平井堅 With Radio Swingとして【Ken's Bar】に出演。

01'02'04'と聴覚障害者劇団/風の市プロデュースの舞台作品の音楽を担当。W.Bass一本で舞台音楽を創りあげた。

08'ジェイク・シマブクロJAPAN TOUR 2008 に参加。

03'〜現在、河口恭吾のコンサートやレコーディングで活動中。

趣味:農業
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ライブはオープンが15時、スタートが15時30分、チャージはドリンク付きで2800円です。

当日コーヒーハウスとベーカリーはイベント出店のために営業をしていませんので、どんなドリンクを提供できるかを現在思索中です(汗)。

尚、当日お車でいらっしゃる方は事前にその旨ご連絡ください。近隣の駐車場を1台300円で借りることができます。

では事前にご予約の上ぜひお出かけください。


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