洪栄龍さん
ギターについていろいろ教えていただいたり、もろもろお世話になっている先輩ギタリストの洪栄龍さんがテレビに出演するというので録画をして観ました。番組は小室等さんの「新音楽夜話」という番組です。その中で「そうか!」という会話がありました。それはギタリストの爪に関する話です。
押弦する左手は短く切っておくのが普通ですが、ピックングする右手の方はプレーヤーによって様々です。僕はクラシックギターもかじったので伸ばすのが普通、というところからスタートしているのですが、何年か前に洪さんが「岩渕君は歌うたいなんだし右手の爪はいらないんじゃないの」とアドバイスしてくれたことがありました。そこで素直な僕は(すみません)試しに爪を切ってみました。当然慣れていないので少々弾きにくいですが、このまま爪なしで弾き続けていれば指ができてきて良い感じになるかも、という印象を持ちました。でももう少しクリアな音が良いかなあと思い、いつからか爪を伸ばすようになっていました。
ところがこれまたリゾネーターがらみなんですが、僕が刺激を受けたKelly Joe Phelpsは音色から考えると爪は伸ばしていません。というわけで素直な僕は(また書くか)昨年末に爪を切って今に至っています。多分、おそらく、かなりの確率で、保証はできませんが、一生爪は伸ばさないのではないかと思います(笑)。
さて「新音楽夜話」に戻ります。洪さんと小室さんが何を話していたかですが、まず洪さんが「僕に爪を切れといったのは小室さんですよ」。小室さん「そうだっけ」。洪さん「爪を切った指で弾いた音が良い音なんだ、と僕に言いましたよ。それから僕は爪を切るようにしたんですから・・・」。みたいな会話でした。洪さんの「爪はいらないんじゃない」のルーツがわかると同時に、その込められた意味も理解できました。
なんやかんや疑いぶかい僕(やっぱりそうやったんや)ですが、結局爪を切って弾く人になりました。いつも僕のトンチンカン的な質問に丁寧に対応してくれる洪さんに改めて感謝です。
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