スタジオ緑屋7
9月28日にリリースしたCD「天にも地にも」はおかげさまで好評をいただいており、初回プレス分がほぼ完売となりました。すでに再プレスに入っていますが、全国のキリスト教書籍を取り扱っているブックストアでは店頭でお買い求めいただけます。
今回のアルバムは「北上夜曲」につづき「まこと&由美子」のデュエット作品です。僕たちが出会ったのが15歳の時ですからもうアラウンド半世紀になろうとしています。その頃僕たちは高校1年生でしたが、当時仙台には男女共学校はありませんでしたので普通ならば出会うことのない二人でした。
しかしフォークソング好きな高校生たちが「ATP」という学校を超えたサークルを立ち上げたのです。そこの僕のグループや妻のグループが参加していました。ちなみに「ATP」とは「PTA」の逆、と言っていましたが、どういう名前の頭文字なのかは知りません。
僕はピーター・ポール&マリーのマリーさんや、五つの赤い風船の藤原秀子さんのような低い声の女性を探していました。もちろん歌がうまくないといけないので、なかなか見つけることができなかったのですが、「ATP」のコンサートに出演したグループの中のひとりがバッチリその条件に合っていたのです。その後どういう経緯をたどってトレードしたのかは覚えていませんが、その女性をリードボーカルとした「MUSE」という4人編成のバンドを結成しました。そのリードボーカルが妻の由美子さんなわけです。
「MUSE」は当時東北放送ラジオの夕方の帯番組、「スタジオ緑屋7」という番組の準レギュラーのような感じで週に1度出演をしていました。その中でオリジナルの「しゃぼん玉」という曲がローカルヒットをして、雑誌に取り上げられたりレコードデビューの話も舞い込んだのですが、自分たちは高校生だということでデビューはしませんでした。実は4人編成のバンドの半分はデビューしたい派でした。その中に僕も入っていて、後にもうひとりのデビューしたい派のS君と「排泄物」というデュオバンドを結成しました。「バキュームカー」なんていう歌を歌ってたっけなあ・・・。
スタジオ緑屋7ファンの集いに出演した「MUSE」。
なぜか教会を会場にお借りしてのライブ。なぜか子供がいっぱい。
当時のふたり。
というわけで由美子さんの声が低くなければ出会ってもいないし、結婚もしていません。もちろん今回のCDもありませんでした。
CDの感想の中には「由美子さんの歌に癒される〜」的なコメントをたくさんいただいていますし。デュエットのコンサートの後には「やっぱりお2人のハーモニーが良いですねえ〜」と言っていただくのですが、僕はふと「今後ひとりでやっていけるのだろうか」と思います(笑)。
今回のアルバムでは由美子が4曲をメインで歌っています。彼女のキーで歌っているのでとても良い感じです。ぜひお聴きください。
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