え!バンジョー
昨日のブログにギターのメンテナンスのことを書いたら、何人かの方からレスポンスをもらいました。その方々からのコメントに僕が感じたのは「ギター愛」でした。コメントを読みながら僕にはそこまでの「ギター愛」がないことに気がづいて、ちょっと恥ずかしくなってしまいました。
僕がギターと出会ったのは小学校4年生の時ですから、ざっと数えて50年くらいは付き合いがあるのに、その割には「ギター愛」がないなと感じました。多分僕はギターを弾くこと、自分の腕を磨くことは好きだけれども、ギター自身の構造や材質、メーカーによる作り方の理念などにはほぼ興味を持っていませんでした。もちろんマーティン、ギブソン、ギルド、タカミネなどという有名メーカーの音がどんな傾向かぐらいはわかりますが、僕にとっては「まあどれでも良い」に近いんです。もちろん何本かある中かで弾き比べれば、これが良い!という気に入った音色はあります。
僕が高校時代に買った高級ギターは国産のジャンボというメーカーのニューヨークスタイルの小ぶりなギターでした。最初に弾いた時に倍音の鳴りが美しくてめちゃくちゃ感動しました。ケースを開いと時の新品の匂いもよみがえってくるようです。
このジャンボというメーカーのギターを勧めてくれたのは友人のギタリストで、その後ヤマハ、オベーション、トンプソンと使ってきましたが、振り返ってみると全て誰かの紹介や仲介があって手にしたギターばかりです。
自分でこれが欲しいと思い立って手にしたのって、ひょっとしたら今年の春に手にしたナショナルのStyle-Oが初めてなのかもしれません。あ!それと若い頃に買った5弦バンジョーもそうだった・・・。どちらもちょっと変わった楽器ですよね。しかもどちらもオープンチューニングが似合っているし。
ジャーン!
今朝は書きながら、次第に自分の中にあったものに気づいていくようで怖いです。ひょっとしたら、ひょっとしたらですよ、もう何年も弾いていないバンジョーですが、僕にとっては弾くということの根源に関わる楽器なのかもしれないですよ。うわー!今日の今日までそんなことを考えたことがなかったです。
そう言えば仙台での高校生時代に、大学生のブルーグラスバンドにバンジョーの達人がいて憧れたものでした。バンジョーの5弦用のカポタストの作り方なども教えてもらったんだっけ。
今日は今僕がリゾネーターギターにはまっていることの謎が解けたような気がします。そして自分の性格や楽器へのアプローチなどなどが「なるほど」と思えてきました。多分僕はバンジョーが好きなんだあ。
仕事部屋には友人から借りっぱなしのバンジョーが後ろ向きにかけてありましたが、今日からは表向きにかけておこう。
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