N.T.・ライト・セミナー
ブログの元原稿には日付(10月31日ならば161031)を入れていますが、今朝1610と打ち始めて今日が1611であることに気がつきました。「そうか!もう11月なんだ!」ですよね。
昨日はお茶の水のクリスチャンセンターというところで開かれた「N.T.・ライト・セミナー」に出席しました。N.T.・ライトとは著名なイギリスの神学者の方ですが、日本では最近注目を浴び始めている方です。僕はある方の勧めでフェイスブックのN.T.・ライト読書会に加えてもらっています。とは言ってもその中の会話や議論は時に専門的で難解なこともありますし、また英文の神学書についての議論にも発展するので、僕は遠くから覗いているROM、リードオンリーメンバーというわけです。
昨日は月曜日でしかも日中に開かれているセミナーなので、一般の方はなかなか参加できません。実は月曜日というのは多くの教会の牧師の休養日となっていることが多いので、月曜日なのだと思いますが、それはとりもなおさず牧師や神学者の先生方がいらっしゃるセミナーということでもあります。僕のような歌うたいはちょっとどころか、かなり敷居が高い感じがします。しかし最近は自分が信じてきた聖書の神についてもっと知らなくちゃいけない、という気持ちが強くなっていて、とうとう足を運んでしまったわけです(笑)。
「一人の神学者の神学書を読む会なんてどうなんだ」とか「聖書を読みなさい」という声があるのも知っていますが、聖書をどう読むかということはわかっているようでわかっていないところがあります。ですから聖書の箇所によっては様々な議論も生まれていますし、いろいろな読み取り方もされています。僕にとってのN.T.・ライト読書会とは聖書の読み方、捉え方のための学びと言って良いと思います。そしてそのことは自分が、私たちが、今をどう生きるかということにかかってきます。
昨日の「N.T.・ライト・セミナー」のテーマは福音でした。パネルディスカッションを通して、その表し方、伝え方などについて語りあわれました。興味のある方は「N.T.・ライト・セミナー」の案内で内容のさわりをご覧いただけます。また後日キリスト教書籍出版の「あめんどう」から昨日のDVDが発売されるようです。
2年ほど前に「賛美歌うたいでフォークシンガー」という出だしの歌詞の「夜明け前の闇の中で」という歌を作りました。自分は賛美歌うたいなのかフォークシンガー(ルーツは)なのかという葛藤を繰り返した挙げ句に生まれてきた歌です。そう、どちらかではなく両方ということです。長い間僕はその二者択一、あるいはその間で苦悶してきたように思います。そして最近やっと「両方」という理解にたどり着くことができました。そしてそこはどうやら「自由」なようです。
今日はセミナーのことはちょっとだけ書いて、帰りにJRの駅で予約していた切符を受け取ったことを書こうと思っていましたが。セミナーのことをたくさん書いてしまいました。昨日は宗教改革記念日でしたが、僕にとっての高い敷居を一歩踏み越えた記念日になりました。
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