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2017年4月

2017年4月18日 (火)

5月の投げ銭ライブ

3月末のある土曜日僕は都内の楽器屋さんへ出かけました。その帰り道のこと、最寄駅で楽市楽座という手作り市が開かれていました。天気も良いしそこをぶらぶらして家まで歩いて帰ることにしました。手作りの小物や陶器、木工品や飲食のお店を眺めていたら、視線の先に全く思いがけないものが見えたのです。それはスティールパン。鉄のパンではなく(失礼)楽器です。

ウィキペディアによれば「20世紀最後にして最大の発明といわれるアコースティック楽器」ということです。どこで発明されたかというとカリブ海のトリニダード・トバゴ共和国です。元々はドラム缶から作られましたが、今は楽器として製作されているのだと思います。

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手作り市ではスティールパンが数台並んでおり、プレーヤーもスタンバイしている感じだったので僕は「次はいつ演奏するんですか?」と聞いたところ、「僕らはゆるい感じで演っているので、今から弾きますよ」と言っていただきました。そしてカリブ海っぽい曲を演奏していただきました。

僕はその音色に感動し、代表の方に、若い頃にヴァン・ダイク・パークスのDiscover Americaを聴いてスティールパンがとても好きになったことなどなどをお話ししました。

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そして「僕も歌を歌っているんだけど一緒に演奏してもらうことは可能ですか?」と聞いたところ、「いいですよ」とのこと。さらに「実はギンイロヒコーキというお店を開いていて、そこで投げ銭ライブをやってるんですよ」とお話ししたら、「僕は投げ銭でも弾きますよ」と言っていただきました。

でも僕は内心本当に一緒に演奏してもらえるのだろうか、という気持ちがゼロではありませんでした。なんせその方は僕のことを知らないし、歌を聴いたことがあるわけでもないんですから(汗)。

その方は伊澤陽一さんという方です。

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伊澤さんのサイトはこちらです。→ Steel Pan Life

というわけで5月27日(土)に投げ銭ライブが決定しました。スティールパンの音色とどんなコラボになるのかが本当に楽しみです。ぜひ皆様お聴きのがしのありませんように。

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2017年4月12日 (水)

諦めのエッセンス

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最近自分の中に小さな、いや大きな変化があります。それはちょっとしたことなんですが、すぐに諦めなくなったということなんです。以前はどんなことに諦めていたかというと、例えば「もうこの時間ではこの作業はできない、間に合わない、だから止める、次の電車にする・・・」よいうようなことです。ほんの些細なことなのですが、こんな諦めグセが僕の生活全般のエッセンスみたいにあったなあと思うわけです。ところがこの諦めグセが最近改善されてきました。どうしてなのかはよくわからないのですが改善されてきました。

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その証拠のひとつがこの盛岡西警察署からの封筒です。3月の中旬に釜石へ出かけたのですが、その時旅のお供に持っていった本が帰宅後見当たらないのです。あちらこちら探しても見つかりません。考えられるのは往路の新幹線に置き忘れたということです。自分の記憶でも座席の背ポケットに入っているのが思い浮かびます。でも本といってもムック本なので「雑誌扱いで捨てられているかもしれないなあ、やっぱり諦めてもう一度買うかあ」、とも思ったのですが「いや待て待て、ひとまずダメ元でJRに電話をしてみよう」と思い立ったわけです。この時点ですでに一週間以上は過ぎていたと思います。

連絡をしてみると拾得物として保管されていることがわかりました。しかし落とし主が現れないので現在は盛岡西警察署に保管されているとのことで、警察へ電話をし、まずは封書で本人確認と受け取り確認の書類のやり取りをして、その後宅配便で我が家に届けていただいたというわけです。

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こんなに丁寧に包装をして届けていただいたことに感謝するとともに、拾得物の保管やその後の手続きも大変なお仕事であることを認識しました。

さて僕の諦めのエッセンスがどこから来ているのかなあと考えました。自分の性格と言ってしまえばそれまでですが、生活してきた中で形成されてきた部分が大きいわけですから、何かに端を発し長年培ってきたものなのでしょう。ではどうして最近諦めなくなったのかといえば、自分が諦めていることに気づいたことが変化の始まりだと思います。

自分自身が無意識に、できるできないの線引きをしていて、それを多少美しいことのようにさえ捉えていたのかもしれません。これは失敗を恐れることからくる自己防衛的なものかもしれませんし、自分自身を見くびり、可能性を勝手に縮小させてしまっていることなのかもしれません。

少しは諦めなくなったからといって、むちゃくちゃ積極的な人間に変わるわけではありませんが、少し生きることが面白くなったように感じています。



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2017年4月10日 (月)

NATIONAL M1 TRICONE

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昨年の3月末にこの写真のリゾネーターギター、NATIONAL Style-O を手に入れました。その後はほとんどのライブで使ってきました。使えば使うほど良くなってくるように感じていますが、それは自分の腕前がStyle-Oに少しづつ追いついてきているということかもしれません。とにかく良いギターとの出会いでした。通常メインに使う楽器の1台持ちというのは何かトラブルがあるとまずいので少し不安を感じます。そのうちにサブのリゾネーターをと考えてはいましたが、高額なこともあり、なかなか踏み切れずにいました。

先月の終わりのことある楽器屋さんでNATIONALのそっくりさんのリゾネーターと出会いました。価格は本物よりもかなり安いのですが、しっかりとした作りでサブには良い感じでした。その後色々検討した結果そのリゾネーターを買ったのですが、結局気になるところが出てしまい、その楽器屋さんに中古価格で買い取ってもらいました。その楽器屋さんはとても丁寧に対応してくれましたし、無理なお願いにもかかわらず買い取ってももらえたので感謝しています。

その楽器屋さんを後にして「やっぱりサブのギターへの道は遠いなあ」とほんの少しだけ落胆をしましたし、楽器購入に至るまでの自分の稚拙さに、「またやっちまった」という反省も追い打ちをかけてきました。

自宅に戻りこの「またやっちまった」のお方は早速インターネットで欲しかったNATIONALの本物を検索しだしたんです。お目当てのギターはNATIONAL M1 TRICONEというもので、ウッドのボディーにコーンが3つという構造のギターです。特徴は音色が少しアコースティックギターに近くなることと、金属ボディーに比べて軽いということです。電車移動の時には10キロ近くになるStyle-Oを担いでスーツケースを引っ張っているわけですが、それなりにヘビーなので、軽いということは大きなメリットです。

以前Style-Oを購入した楽器屋さんに、このM1のしかもピックアップを搭載したものがあったのですが、手が出せずにながめているうちに売れてしまいました。ですから今回検索をしながらM1にヒットするとは思っていなかったのですが、なんとその楽器屋さんに中古で入ったM1がヒットしたのです。サイトにアップされてからそれほど経っていない感じで(なぜなら僕は時々このお店をテェックしていますから)、手の届く価格が付いていました。そしてStyle-Oと同じピックアップも搭載されているのです。これは買いだ!と思い翌日の午後には試奏して買うことに決めました。

手前からM1、Style-O、Regalの三羽烏。
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サブのギターとしてはもちろんですが、少しキャラクターの違うリゾネーターを持っているとライブやレコーディングでとても重宝します。まさかこんな風に手に入れられるとは思っていなかったので本当に嬉しいです。そして最初に手放すことになったNationalのそっくりさんにも楽器屋さんにも感謝しています。このそっくりさんも良い弾き手と出会えますように。

ちなみにM1のPR動画です。






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2017年4月 8日 (土)

キャンプファイヤーの熱さめやらず

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ゴスペルキャンプファイヤーのライブから一週間が過ぎました。今だにその余韻を感じています、というかさらにゴム風船のように膨らんでくるようにさえ感じています。それはミュージシャン達との出会いと、そこでコラボしながら見えた自分の立ち位置に関してのことのように思います。

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ミュージシャンとの出会いというのは塩谷くんとチヨくんはもちろんですが、それ以外のメンバーひとりひとりのことです。サルーキ=のモーリーくんや翼くんとは以前から出会っていますが、今回のように仲間感を持って接する機会はありませんでしたし、塩谷くんのユニットのメンバーとは全く初めての出会いでした。

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塩谷くんと僕とは大体ひとまわりとちょっと年齢が違います。チヨくんやモーリーくんとはほぼふたまわり、翼くんに至ってはさんまわりも年齢が違っています。そんな世代構成でのライブは3時間近くに及び、最後は全員のコラボで「This little light of mine」そしてアンコールは3人のコラボで「あの素晴らしい愛をもう一度」でした。

「This little light of mine」→ 動画

「あの素晴らしい愛をもう一度」→ 動画

3人でステージに立つ時は下手からチヨくん、センターに塩谷くん、上手側に僕という順番です。客席から見ると向かって左から右に向かって年齢が上がるわけです(笑)。僕はこの並びがいろいろなことを示唆しているなと思いました。

このキャンプファイアーの発案は僕でしたが、開催に至る様々なことは塩谷くんに寄るところが大でした。会場選びに始まってPR関係、お店との打ち合わせ、最終的なまとめまで全部です。そして音楽的なことを含めた意味でも塩谷くんが全員を結びつけていてくれたのだと思います。ですからアンコールの三人の立ち位置は見事にそれを表していて象徴的だと感じました。

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アンコール曲の「あの素晴らしい愛をもう一度」を選んだのはチヨくんでした。彼は真面目で人間を好きな優しい男です。僕は勝手に「愛と格闘する優しいボクサー」というタグを彼に付けています。愛と格闘するという言い方は奇異に感じるかもしれませんが、彼は愛すること、愛されることと真剣に向き合い続けているようで、そのうち愛と心中でもしそうなところがあります。優しいボクサーの優しいという意味は、彼の闘いが誰かの上に立つような勝ち方を目指していないと感じるからです。二人で話している時に「僕は人が好きなんですよ」という彼を僕は少し羨ましいなと思いました。

そしてサルーキ=のモーリーくんと翼くん、塩谷くんのユニット、Band of brothersの佐藤五魚さん、石村順さん、馬谷勇さん、豊田稔さん達と出会い、コラボができたことは僕にとって身も心もリフレッシュするような貴重な時間でした。それは彼らが年寄りのミュージシャンをいたわるようにではなく、しっかりと向き合ってくれたからだと思います。

今回のゴスペルキャンプファイヤーを通して、今自分の前に開けつつある音楽世界への期待感が増幅してきました。5月には初めての方とのコラボ投げ銭ライブを予定しています。これからもミュージシャンとしてしっかり歳を重ねていかなくちゃと改めて思わされています。

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