1本の線上のワクワク
みなさんに笑われると思いますが、つい最近までバッハが好き!という感覚は持っていませんでした、僕にとってはなんか理屈っぽく、追い立てられるような感じがして、安心して聴けない存在だったのです(ギターの演奏曲集は持っていてチャレンジもしていましたが)。
ところがつい最近、古楽器の演奏に触れ、古楽器で奏でられるバッハの作品に接し、一気にバッハが身近になってしまいました。古楽器で演奏されるバッハは僕が感じていた理屈っぽさや追い立てられる感じというものがないのです。きっと現代の楽器に比べて古楽器は音量や音の伸び、音質にも違いがあるでしょうし、何と言っても基本になる調律が今よりも半音近く低いということにあるのだと思います。バッハの時代はこのイメージで作曲され、この音色で演奏されていたんだということを知って、僕は俄然納得したわけです。
最近特に聴くのが「La Petite Bande」という古楽器ユニット?です。今朝も細い糸に引かれるようにその音色でのバッハを聴いています。これまでのバッハに関する印象が勉強不足だとはいえ、まったく違っていたことに気がつけたのは、古楽器の世界を紹介してくれたOさんのおかげです。
さて今週末のギンイロヒコーキでの投げ銭ライブは昨日で予約終了となりました。最近わかったのはスティールパンという楽器を知っている人、興味を持っている人はそんなに多くないんだということです。僕は二十歳前後の頃にバン・ダイク・パークスのディスカヴァーアメリカというアルバム聴いてめちゃくちゃ好きになりました。ですから今回のゲストミュージシャン、伊澤陽一さんの演奏を聴いてすぐに声をかけたというわけです。この出会いを僕は勝手に今後の自分の音楽に新たな展開をもたらしてくれる出会いだと思っています(勝手に思って決めつけるのがおじさん)。
古楽器のバッハに傾倒する自分と同じ自分がスティールパンにワクワクしています。そして同じ自分がリゾネーターにワクワクしているというわけです。僕にとってはこれらがなぜか1本の線上にあるのです。
28日の日曜日は夫婦で横浜に伺います。こちらはチャペルコンサートです。午後3時からですのでみなさまぜひお出かけください。
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