いっぽいっぽ少しずつ
先日知り合いとの会話の中で、僕が言われて少し不安になったことばを紹介しました。それはある方が僕のことを気にかけてくださっていたということを、知り合いが僕に伝えてくれたことばでした。そのことばは「岩渕さんは若いうちは良いけれども歳をとったらどうやって生きていくんだろう」ということばです。
僕はもともと将来のことを考えられないと言いますか、将来に関して能天気なのかもしれません。いや本当は以前ブログにも書いたことがありますが、もともと初めから何かを諦めているのかもしれないという諦め癖です。これは自分が育った環境からの影響や、その後の生き方から得たものかもしれません。以前のブログではその諦めグセが少し改善されて、少しは諦めなくなったということを書きました。
昨日は自転車で往復20キロを走ってきました。途中公園のベンチで休憩をしながら、久しぶりにバックに入れたカメラを取り出して少しだけシャッターを切りました。
FUJIFILM X30
昨日は自転車に乗ること以外に、今月の歌声ペトラの作曲をしたり、その基本のオケや譜面を作ったり、その他ちょっとしたネット関係の整備をしたり、また週末のライブのリハなどなどをしていましたが、それが僕の1日のお給料となるわけではありません。お金ということに関しては無収入な1日なわけです。お金というものが与えられる日と与えられない日とがきっぱり分かれているのが僕の暮らしです。そう考えると今までこうして生活させてもらったことは奇跡のようですし、その中でもそんな僕と一緒に歩んできてくれた妻が1番の奇跡かもしれません。
どうしてこんなことを書いたのかというと、昨日公園のベンチで休憩をしながら、天からの報酬が降っているなあと感じたからです。この天からの報酬というのは他に良い表現が見つからないのですが、人知を超えた存在からの恵ということです。
僕はクリスチャンですのでこの世界を作られた神を信じています。でも普段の生き方はというと、目先のこと、そして自分の満足のために生きている者です。神を信じているのですが、本当に神を信じて生きてゆきたいと、ベンチで思いました。それは謙遜のなんたるかを学ぶことなのかもしれません。
そう人はいくつになっても新しくされなければいけませんね。いっぽいっぽ少しずつ。
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コメント
すごく励まされました。
そして、私の大好きなRobert Browningの詩を
想い出しました。
Grow old along with me!
老いゆけよ、我と共に
The best is yet to be,
最善はこれからだ
The last of life, for which the first was made:
人生の最後 そのために最初がつくられたのだ
Our times are in His hand
我らの時は御手の中にあり
Who saith "A whole I planned,
神言い給う「すべてはわたしが計画した
Youth shows but half;
青年期はその半ばを示すに過ぎない
trust God: see all, nor be afraid!
神に信頼し すべてを見 そして恐るな!」と
投稿: まつかよ | 2017年5月 9日 (火) 14時16分
コメントをありがとうございます。僕の中で「いっぽいっぽ」はちょっと特別な言葉になっているかもです。
投稿: ぶち | 2017年5月10日 (水) 10時03分