改革じゃなくて変化
今年は宗教改革500年です。実際は改革という言葉ではなく変化だったということをどこかで知りました。このどこかで、というのが僕の甘いところです(汗)。
というのも最近というかここ数年、キリスト教について以前に比べたらかなり広範囲に興味を持つようになりました。僕が洗礼を授けていただいたのが1980年ですから、もうだいぶ経っているのにも関わらず、まだまだ知りたいことが沢山あります。
特に宗教改革500年ということで読んでいるわけではないのですが、「ルターの言葉」と「プロティスタンティズム」という2冊の本を同時進行で読み進めています。その上先日ブログに書いたように古楽器でのバッハに目覚めてしまい、しばらくしまいこんでいたギターのために編曲されたバッハの曲集を引っ張り出して弾いたりしています。
そうしていたら自分の中で、リゾネーターギターと古楽器の親和性みたいなことを感じ始めたりして、なんだか面白い朝が明けてくる感じです。
「ルターの言葉」では、この人は本当に沢山の言葉を紡いだんだなあ、と思わず感心してしまいました。短いセンテンスを抜粋してあるのでとても読みやすいです。
「プロティスタンティズム」ではそれこそ知らなかったことがたくさん書かれていました。当時どうして幼児洗礼が行われていたのかといえば、なんと10歳になる前に多くの子供が死んでしまっていたのだそうです。それで少しでも早く洗礼を授けるということになったんですね。ある形式が定着するのには必ず経緯がありますね。おそらく先ほど書いた宗教改革ではなく変化だったというのはこの本に記されていたのだと思います。
そして久しぶりにバッハの曲集にさわってみると、以前よりもギターの高域の理解が進んだなと感じました。おそらくリゾネーターギターでオープンから12フレットまでを縦横無尽に(だったら良いのですがw)使ってきたことで高域の感覚が目覚めたのだと思います。
500年前というと織田信長誕生以前です。ルターによって一般人も読めるようになった聖書を現代の僕も読んでいるって、どうですか。
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