突然星飛雄馬登場
昨日久しぶりにスライドバーを買いました。タイプはガラス製で重いもの。重いと言ってもガラスですから金属製に比べればさほどではありません。
ここ1年ほどスライドバーをあれやこれや比較しながら、自分にはどのタイプが良いのかと試行錯誤してきました。最初は音色とサスティーンの長さが気になっていましたが、最近はそれと重量とのバランスでどのあたりが最良かということと、内径のサイズの違いによる指への負担というところに絞られてきました。
重量に関してはあまり重すぎない方が移動速度が速くなり、停止するときのブレも少ないのでピッチが良くなり、フレーズに余裕が出るようです。また内径のサイズに関しては、指にぴったりサイズの方が動きが良くなるのですが、他の指で押弦をするときにバーをはめている指も少し曲がってしまう傾向にあるので、指にぴったりのサイズだと関節付近に負担がかかってしまいます。
先日の2日続けてのライブではダンロップのエリック・サーディナスモデルを使っていました。
僕が持っている中では金属製では一番軽く、長さも僕がバーを装着する小指にぴったりのサイズでありながら全弦をカヴァーすることができます。ただし重い金属製に比べるとサスティーンが劣ります。エリック・サーディナスはリゾネーターをエレクトリックギターのように使うので、このサスティーンで問題ないと思いますが、アコースティックでは少々物足りない感があります。もうひとつ決定的なのが重量が軽い分、弦への圧着感が少なく、それを指で補おうと余計な力を加えてしまうことです。結果時々嫌なノイズ音を出してしまいました。
ふと先日金沢でお会いしたギタリストの佐藤克彦さんが「スライドバーはRがない方がピッチが正確なんですよ(ギターの弦は1弦から3弦に向かって少し高くなり4弦から6弦に向かって低くなるようになっています)」とおっしゃっていたのが思い返されてきて、何本か持っているストレートなガラス製を試してみました。確かにピッチという面では良いかもしれません。あいにくある程度の厚みを持ったガラスのバーがなかったので、昨日重めのガラスのバーを買ってみたというわけです。
しかし僕は6弦を鳴らしながら1、2、3弦を鳴らすことがあるので、ストレートのバーだと6弦への圧着が弱くビビってしまうので、やはりRが付いていた方が良いようです。
そして昨日、数あるスライドバーたちから最終的に残ったのがこの2本でした。1本はLatch Lake SlideBar(左)のラージ?だと思います、内径が21ミリほどのもの。そしてもう1本は友人が作ってくれた真鍮製のスライドバー(右)です。
これらは重量があるので動きやピッチに関してはトレーニングあるのみということになるのでしょうか。ここで突然星飛雄馬登場です(笑)。
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