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2017年5月14日 (日)

平凡なことばたち

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この春から始まった朝の連続ドラマ「ひよっこ」に思いっきりはまっています。主人公は僕よりも数歳上くらいの設定です(今だったら70歳くらいでしょうか)。ですからそこに描き出されるドラマがどこか懐かしく、身につまされるというかとてもよくわかります。

しかしだからと言ってそのドラマに引き込まれるかどうかは別問題です。逆に評論家的な冷めた観かたもできるでしょう。しかしなぜかこのドラマに、ほぼ毎日目頭を熱くさせられています。もちろん僕が歳をとったということもあるかもしれませんが・・・(笑)。

とにかくドラマのストーリーとセリフ、そして役者さんたちの演技がすごいと思います。それは全体を通して、僕たちが普段言葉としては口にしていても、忘れていると言いますか、いつしか内実の伴わないうわべだけの言葉になっているようなコトバを、ことばとして思い出させてくれているような気持ちにさせられるからです。

先日ニュースで教育勅語のことが話題になりましたが、ああいう特殊な意味合いを持ったものではない、庶民の生活にごくごく当たり前に登場するね平凡なことばたち。例えば、ありがとうとか、さようならとか、うれしいとか、またねとか、ずっととか、きっととか、そんな飾りっ気のないことばたちがとても新鮮に迫ってきます。

僕はこのドラマの作り手たちの、したたかで(良い意味で)大きなテーマ性を感じさせられます。桑田佳祐さんの歌う主題歌も、当時の歌のエッセンスがギリギリのラインで豊富に盛り込まれていてすごいと思います。ちょっと音楽が好きな人ならば良い意味で「ここってあの曲だよね」と楽しませてもらうことができるでしょう。

作り手たちの内にある大きなテーマと書きましたが、それを僕が自分なりにはっきりとことばで表現することはまだできません。ひとまずはどうしてこのドラマを観ながら目頭が熱くなるのかを、日々研究しようと思っています。


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