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2017年8月 9日 (水)

通る道

目的地に至るまでに通る道があり、通らなければたどり着かないということもあるのかなあと思う今日であります。その目的地はどこかというと、僕にとってベストに近いスライドバーを見つけることでした。

振り返ればリゾネーターギターに興味を持ち、オープンチューニングを本気で弾き始めたのが2015年の12月でした。当時我が家にあったスライドバーがこのブラスのもの。おそらくデビューアルバムで使ったものではないかと思われます。そしもう1本あったのがこの瓶の形をしたもの。

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ここから僕のスライドバー探しの旅が始まったわけです。順に紹介します。

これはセラミックではないかと思われますが、内径が小さめで指の奥までは入れられないサイズですが取り回しが良さそうなので使ってみました。

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これは僕の持っている中で最強級の2本です。

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特殊加工を施した鉄せいでサスティーンが長く音も太くブルースにはバッチリです。あるライブで昔から持っていたブラスと弾き比べていたら、PAエンジニアの方が「ブラスの方がアコギに近い感じで、この黒い方は少し金属的な感じがする」と言っていたことばが頭から離れなくなり、スライドバー探しにさらに拍車がかかりました。

次はブラスで長さが短いものです。

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ほぼネックの幅くらいなのですが、重量も軽くしばらくはこれでいこうと2本買いました。元々エレクトリック用と考えるべきなのでしょうが、アコースティックで弾くには少し軽すぎる感じがしてきてやがて使わなくなりました。

その頃友人から薬のビンをもらいました。

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医療用のビンで普通はなかなか手に入らないもののようです。特徴は外側がストレートでカーブを描いていないということです。実はこれまでのバーはセラミックを除いてはすべて弦に合わせたカーブが付いているタイプなのです。で、ストレートではちょっと無理だなということであまり使いませんでした。

次は日本製のセラミックのタイプです。

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一時はメインで使っていましたが、音の線がわずかに細いような感じがしていました。これは楽器や弦との相性、弾き方でも違いますからあくまでも僕が弾くのにはということです。

ここで友人からもらった薬瓶で弾いてみると、以前とはちょっと違う感触を得ました。ガラスには金属製とは違う良さがあります。そこで僕は自分で瓶を切って自作のバーを作る人になろうと考えたのですが、すぐに「いや、そういうことが得意な友人に頼もう」ということになり、依頼してきてきたのがこれらのバーです。

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瓶をカットしたものの他にブラス製も作ってくれました。茶色い瓶は日本酒の瓶らしいですが、これの音は良かったです。ブラスの重い方はしばらくライブで使いました。

それでも相変わらずガラスのバーを追求したいという思いがあり、瓶の形のバーを購入。

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その後はカーブのついたガラス製にたどり着き、「これで行こう!」とサイズ違いも入れると5本も揃えてしまいました。

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ところでアコースティックギターの弦は弾きやすくするために1弦から6弦に向かって微妙に高さを変えてカーブになっています。3弦、4弦あたりが一番高くなっているんです。もちろんフィンガーボードもそうなっています。ですからスライドバーもカーブが付いているものの方が複数の弦を弾く場合は良いに違いない、と確信してきたのですが、時折ギタリストの佐藤克彦さんがおっしゃっていた「スライドバーはストレートが良いよね」ということばが頭の中でリフレインしていました。

ここ数日ライブの準備も兼ねてリゾネーターと向き合っているのですが、次第にその意味がわかるようになってきました。それはカーブの付いたバーのカーブが自分のギターの弦のカーブにフィットするとは限らないということなんです。例えば3弦から5弦までをバーで押さえるときは確実にストレートのバーのほうが安定しています。

というわけで僕はしばらくストレートのバーで弾く人になるようです。ここまでのスライドバーの遍歴にお付きあいいただきありがとうございました。結局安価でノーマルなところに落ち着いたというわけです。

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デビュー40周年記念ライブのお知らせです。

両日ともにチケットはありませんので、事前にMAKOTO BOXへお申し込み
いただければ席をご用意します。当日入り口でお名前をおっしゃってくださ
い。

MAKOTO BOX Email:singanewsong@cmail.plala.or.jp

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