« 尊い犠牲と責任 | トップページ | チューニングを13回 »

2017年8月19日 (土)

ギターの深イイ話

Img_4430

先日リゾネーターギターのStyle-Oから音程によってビビり音が出ていることに気がつきました。最初はコーンの上に何か異物でも入ったのかな?どこかのビスが緩んだのかな?と思い、楽器を振ってみたり、ビスを増し締めしてみたりしましたが、一向にビビり音は止みません。ふとボディーに後付けするタイプのピックアップを見るとボディーからわずかに浮いているのがわかりました。試しにピックアップをボディーに押し付けるとビビり音が止みました。どうやらこのピックアップの浮きが問題だったようです。浮いている箇所をよく見ると、ピックアップが両面テープでボディーに貼り付けてあることもわかったので、一応手近にあった両面テープを隙間に差し込んで圧着し応急処置をしました。

そのことをブログかFacebookのコメントに書いたところ、ギタリストの洪栄龍さんが電話を下さったんです。そしてピックアップの再セッティングについて色々と教えてくれました。洪さんは僕のギターの先生のような方で(岩渕くん僕のことを先生なんて呼ぶなら授業料もらっちゃうよ!という声が聴こえてきますが・・・)、この時も前の粘着テープの汚れ落しにはジッポーのオイルが良いこと、それから両面テープには厚みをはじめ色々な違いがあるので気をつけた方が良いことと、製品としてはNittoのテープが良いことなどを教えてもらいました。

これらのことって言ってしまえば何でもないようなことですが、洪さんの経験と探究心から導き出された貴重なアドバイスです。こも日はこのこと以外にも教えてもらいました。特にそれぞれのギターが作られた(設計された)年代によって微妙に設計思想が違うので、使用する弦もそのギターが最初に作られた時代の弦、ゲージを使うと良いなどなど、僕がまったく意識したことがなかったギターの深イイ話(テレビの方は観ません)を教えてくれました。こういう方に心にかけてもらえる僕は本当に恵まれていると思います。

その後Style-Oを買った、御茶ノ水のギタープラネットアコースティック館のSさんにも電話を入れて、ピックアップのアウトプットのケーブルの遊びがどれくらいあるのか、両面テープの厚さはどれくらいか、などの確認もしてから、ジッポーのオイルとNIttoの両面テープは取り寄せました。そして昨日ピックアップの張替え作業をしましたが、事前確認をしたことで、ある程度作業全体をイメージしながら行うことができました。

最初の写真はリペアで弦を外す際の弦の仮止め。これは川崎のギターシエルターで見ておぼえました。

ジッポーのオイルとNittoです。ジッポーのオイルは大きい感の方が安かったのでそうしました。両面テープはボディーが真っ平らとは限らないので、少し厚めの0.16ミリを選びました。

Img_4429

Img_4428

ピックアップを外したところです。前の粘着テープの汚れをボディーとピックアップの裏と念入りに落としました。

Img_4426

両面テープは20ミリ幅を買いました。ピックアップの幅が37ミリくらいなので2列に並べて貼ると少し余ります。なので一方を目分量で端から4ミリくらいのところをハサミで切り、アウトプットケーブルのところも四角にカットしてピックアップに貼りました。

Img_4427

事前にピックアップの端に鉛筆で印をしていたので、それに合わせてボディーに圧着し、弦を張りなおして作業は終了となりました。もちろんその後、音のチェックをして完成です。

以前はネック調整はもちろん、全てをリペアマン任せにしていましたが最近は良い意味で自分の中の規則がゆるくなり、ちょっとした手入れにはチャレンジしてみています。良い意味で規則がゆるくなり、は演奏にも現れてきていると思います。僕ってほんわかしているようでガチガチの規則人間なのかもしれませんよ(笑)。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デビュー40周年記念ライブのお知らせです。

東京は満席となりました。

仙台の方は予約をお待ちしています。

両日ともにチケットはありませんので、事前にMAKOTO BOXへお申し込み
いただければ席をご用意します。当日入り口でお名前をおっしゃってくださ
い。

MAKOTO BOX Email:singanewsong@cmail.plala.or.jp

20170725_91925








|

« 尊い犠牲と責任 | トップページ | チューニングを13回 »

ギター」カテゴリの記事

日記」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

粘着材には、石油系と酢酸系があります。石油系溶剤で取るか、お酢で取るかですが。石油系溶剤の場合、強すぎてギターの塗装などを傷める恐れがあります。今ではあまり見かけませんが、ゴム糊の溶剤でソルベックスと言うのがありますが、シール剥がしなどに使えて便利です。後に余計な油分も残らずベンジンやオイルライターの燃料より安心です。

投稿: ごえもん | 2017年8月19日 (土) 10時59分

そうなんやあ。ありがとう。その他情報なんでもよろしく(笑)。

投稿: ぶち | 2017年8月20日 (日) 06時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 尊い犠牲と責任 | トップページ | チューニングを13回 »