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2017年9月15日 (金)

焚き火燃ゆ(7)

ライブの1部は「永遠鉄道」の余韻を残しながら約70分ほどで終了し休憩に入りました。その後30分の休憩を挟んで2部の始まりです。この時点で20時40分ですから、東京の夜は長いです。

2部の最初はペトラストリートの4人でスタートです。曲は「北上夜曲」。こ曲は2011年12月にリリースしたCD「北上夜曲」のタイトル曲です。

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この曲は昭和16年に作曲されたようですが、その頃は限られた人たちの愛唱歌として歌われていたようです。しかし昭和36年に雑誌「サンデー毎日」に作者不肖のみなさんから愛されている曲、として掲載されたことをきっかけに、全国的なヒットへつながったそうです。

北上川は岩手県の北部に端を発し、宮城県の石巻で海へと注ぐ大河です。

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「北上夜曲」はこの川にまつわる恋の歌です。先の大震災の直後に僕の中にこの曲のメロディーが繰り返し聴こえてきて、やがて被災された東北で歌うようになり、CDにも収録をしました。

CD制作の場合、通常は何度かの録音を重ねて仕上げていくことが多いのですが、この曲は演奏も歌も一度の録音でOKにした、僕の音楽人生の中でも稀有な曲となりました。今回もライブでも演奏の細かな部分は決めずにその場の流れで演奏し歌いました。ですから当日の録音を聴いてみない限り、どんな風に演奏し、どんな風に歌ったのかを思い出すことができません。

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いわばアドリブで演奏をしながら「音楽って不思議だ」と思うことがあります。それはミュージシャンが一緒に海に漕ぎ出すというか、空へ飛び上がるというか、未だ見ぬ地への旅に似ているからです。その時そこにしかない物語が音として紡がれていきます。そしてその物語は台本があったかのように起承転結を持ち、入念な打ち合わせでもしたかのように終わりを迎えます。そんな旅の中に、物語の中に身を置いていられることはミュージシャンとして、この上ない幸せといえます。それは時々妻が嫉妬心を持つほどです。

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ではどうしてそんな演奏ができるのかといえば、それぞれが素晴らしいミュージシャンだからです。素晴らしいミュージシャンとはどんな人かというと、音楽に身を投じた人であることはもちろん、そこにある音楽の物語を聴きとり、自分の物語と響かせあうことのできる人といえるかもしれません。こんな素敵なミュージシャンたちと人生の多くの時間を共にできた自分は本当に幸せものだと思います。

さて次は特別ゲストの登場です。



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デビュー40周年記念ライブのお知らせです。

東京に続く第2弾は29日(金)仙台です。

チケットは発行しておりませんので、事前にMAKOTO BOXへお申し込み
いただければ席をご用意します。当日入り口でお名前をおっしゃってくだ
さい。

MAKOTO BOX Email:singanewsong@cmail.plala.or.jp

席がぼちぼち埋まってきましたので、
聴きにいこうか、という方は是非事前にご予約を願いします。

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