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2017年9月16日 (土)

焚き火燃ゆ(8)

今回のライブの全体の構成は由美子さんが担ってくれました。そのコンセプトは過去、現在。未来です。「北上夜曲」で始まった2部は僕たちの未来、将来を感じさせる構成になっています。ではどうして「北上夜曲」で始まったのかというと、先の東日本大震災が僕たち夫婦にとっての転機になっているからです。それは人としての根本を探られることから始まったのだと思います。

あの年の3月末には「東北応援団 LOVE EAST」としての支援活動が始まりました。僕もそこに加えてもらい、何ができるのかと苦悶しながら宮城へと出かけました。

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その時のメインの活動は力仕事でした。人生初の家の解体や、100枚の畳を届ける作業に同行しました。

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畳の届け先は牡鹿半島の泊浜というところです。作業を終えた時に避難所のリーダーの方から「歌を歌う人だって聞いたんだけど、ぜひ歌を聴かせて欲しい」といわれて歌うことになりました。昨日のブログに書きましたが、その時に震災後に聞こえ続けていた「北上夜曲」の歌詞を取り出してみなさんと歌ったのが人生初の人前で歌った「北上夜曲」でした。

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この時から僕の支援活動との具体的な関わりが始まり、宮城では本吉、石巻、東松島で、福島では大玉村、会津、福島市で、そして4年ほど前から岩手の釜石での活動に関わらせてもらうようになりました。その時から一緒に活動させてもらっているのが、今回の特別ゲストの高橋和義牧師です。

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高橋先生は僕なんかよりも前から日本のゴスペルミュージックに関わってきた方です。オリジナル曲もたくさん持っていらっしゃると思いますし、現在の支援活動の中にも音楽がふんだんに取り入れられています。そんな中から今回は「三陸のキリスト」というオリジナルと「なんでもできる」の2曲を歌ってくださいました。

「三陸のキリスト」には優しいメロディーとことばの中に、釜石での活動の葛藤や祈りが垣間見えます。関東での生活を置いて、釜石へ移住しての支援活動は人知れない苦労が伴っていることと思います。

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今年の春ころだったでしょうか、今回のライブのことを考えている時にふと「そうだ高橋先生に歌ってもらおう」という気持ちが起きてきました。そしてそれが今回実現できてとても嬉しかったです。それは高橋先生の生き方の中に、自分にとって忘れてはならない場所を感じるからです。

過去、現在、未来でいえば、僕にとってかけがえのない現在であり未来への改札口でしょうか。東日本大震災を経て時代は大きくカーブをしました。それは人の暮らしの細部にまで関わる変化です。

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その変化の中で聴こえてくることばに耳を傾けながら、明日といういまだ見ぬ宝を感じていきたいと思います。「なんでもできる」は僕と由美子さんがコーラスでサポートしました。



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デビュー40周年記念ライブのお知らせです。

東京に続く第2弾は29日(金)仙台です。

チケットは発行しておりませんので、事前にMAKOTO BOXへお申し込み
いただければ席をご用意します。当日入り口でお名前をおっしゃってくだ
さい。

MAKOTO BOX Email:singanewsong@cmail.plala.or.jp

席がぼちぼち埋まってきましたので、
聴きにいこうか、という方は是非事前にご予約を願いします。

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