焚き火燃ゆ(11)
ソロで歌った後は由美子さんとのデュエットです。(なんて書きながら今写真をチェックしたらこのデュエットが先で、昨日書いたソロが後でした・汗)
(気を取り直して)
最近は二人で歌いに出かけることも多くなりました。二人は声がよくハモるし、二人の方が僕のソロよりもなんとなく安心感があるのではないかと思ったりしますが、実際はソロでなければやらないことがありますし、デュエットでなければできないこともあるので、それぞれの良さがあるなあと思っています。
デュエットで歌った曲はギンイロヒコーキでのライブ以外にはあまり歌ってこなかった「この街で」という曲です。この曲はギンイロヒコーキという固定した場所を持ったことによって起こった内面の変化が作らせてくれました。
僕はどこかで自分は旅人で、今住んでいる街に対しても自分の街という意識をあまり持っていませんでした。しかし固定した場所を持つことによって、この街に暮らしていることが明確になりました。
特にレッスンで出会った皆さんに対しては責任があります。そ関わりを置いて簡単に、気ままに旅立つことはできません。そして気がつくとこの街で暮らすことが僕の喜びにもなっています。
この写真は先日のギンイロヒコーキで開催したレッスン生の発表会でのひとコマです。
40周年記念ライブは由美子さんが全体の構成をプランしてくれました。テーマは過去、現在、未来です。「この街で」という曲には3つ目の僕たちの”未来”が垣間見えています。
現代は好むと好まざるとに関わらず旅人にされてしまうことが多いように思います。自分らしく落ち着いて暮らすことがなかなか難しい時代です。地球のあちらこちらを飛び回って、「この星が私の街だ」なんて言っちゃう有能ビジネスマンになるチャンスは皆無ではありません。
しかし仕事をすればするほど、お金を手にすればするほど旅は終えられなくなります。僕は毎日を不自由なく暮らせる恵みに感謝しながら、この街で生きるということの意味を深化させていけたらと願っています。ですからこれからの旅はこれまでの一方向への終わりのない旅ではなく、帰るところがある旅です。英語の“Journey”から“Travel”へと旅も変わったということでしょうか。
そういえばライブの1曲目の「淋しい惑星」の間奏に「センチメンタル・ジャーニー」をぶち込みましたがちょっと中途半端で分からなかったですねえ。
さてライブレポートの方はフィナーレとアンコールを残すのみとなりました。次回でこの「焚き火燃ゆ」もお終いになりそうです。
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デビュー40周年記念ライブのお知らせです。
東京に続く第2弾は29日(金)仙台です。
チケットは発行しておりませんので、事前にMAKOTO BOXへお申し込み
いただければ席をご用意します。当日入り口でお名前をおっしゃってくだ
さい。
MAKOTO BOX Email:singanewsong@cmail.plala.or.jp
席がぼちぼち埋まってきましたので、
聴きにいこうか、という方は是非事前にご予約を願いします。
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