地球に少し近づきたい
昨日は午後の空いている時間に、音楽関係で撮りためていた録画を観ていました。最初は佐和子の朝の松本隆さんの番組。次に竹原ピストルさんが特集されていた番組、そして昨年のアメリカンミュージックアワードです。そして夜には僕にては珍しく紅白歌合戦を全部観ました。
松本隆さんに関しては若い頃かなり影響を受けた方ですので、話されることばの一つひとつが興味深く、自分にとってとても参考になる内容でした。松本さんがテーマとなる場所を決めて作詞をするということはとても面白かったです。例えばリビエラとかですね。
竹原ピストルさんは「僕は歌いたいから歌う」と言っていました。これは歌うたいの原点ではあっても、僕なぞにはなかなか口にできないストレートさを持っていらっしゃるんだなと思いました。以前ボクサーだったこともおありになるようですので、スポーツ系の真っすぐをお持ちなのかもしれません。コンサートのMCになると全くの健全な人感満載だったのが少し驚きでした。僕がどれだけねじれているのかということでしょうか。
アメリカンミュージックアワードはこれまでちゃんと観たことがありませんでした。登場するアーティストもほとんど知らない人が多かったのですが、結局最後まで観ました。いろいろ思うところはありましたが、全体として音楽それ自体とアーティストをとてもリスペクトしているなと感じました。そして全体に流れているキーワードは「愛と家族」といっても良いのかもしれません。これがアメリカの文化の底にあるものなのかも知れません。
最後は紅白歌合戦でしたが、こちらは年末のお祭りですから別に良いのだと思いますが、ちょっとお笑いに寄りすぎているような妙な違和感を感じました。椎名林檎さんとトータス松本さんのコラボは音楽って感じがしました。特にトータス松本さんの包容力のせいなのか、椎名林檎さんがとても初々しく感じられました。
紅白で感じたキーワードは「そのままでいいんだよ」とか、「大丈夫だよ」というような曖昧な励ましと「まあいいか」みたいな曖昧な着地でした。これが僕を含めた今の日本の底にあるのかも知れません。
ところで新しい年も昨年同様よろしくお願いします。ブログもいつまで書き続けられるのかはわかりませんが無理なくやっていこうと思っています。
昨日はYouTubeにアップされる番組「気分は各駅停車」のことを書きましたが、そもそもこの「気分は各駅停車」というのは2009年に出版された僕のエッセイ本のタイトルなんです。それが今になって番組タイトルに使われるなんて思いもよらないことでした。
昨年の夏前に僕は森本あんりさんが書かれた「反知性主義」という本を読みました。その中で以前何度か観た映画の「リバー・ランズ・スルー・イット」のことに触れられていました。「リバー・ランズ・スルー・イット」といえば印象深いのがフライフィッシングです。しばらく釣りからは離れていましたが、昨日初心者用のフライフィッシングセットを買いました。
早速今日から近くの川原でキャスティングの練習をして針を川面に浮かべようと思っています。
最近とみに風の音とか、静けさの音色とかを味わいたいと思うようになりました。地球に少し近づきたいと思い始めているのかもしれません。
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