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2018年2月24日 (土)

髪の毛のおかげ

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先日初めて髪を切ってもらった美容室でいろいろと話が弾みました。というのもこの美容室はオーナーでありスタイリストのTさんおひとりでなさっていて他にお客さんがいないからです。

僕が音楽関係の仕事をしていることを話したら、以前はミュージシャンの方の髪を切っていたことがあることや、現在でもクラシックの演奏家の髪を切られているとのことでした。そしてその演奏家の方が監修された本を紹介してくれました。それがこの『自分の音で奏でよう!』です。

この本は超有名なホルン奏者のファーガス・マクウィリアムスさんが書かれた、ホルン奏者のための本です。髪を切ってもらっている間にページをめくってみたら、とても興味深い内容だったので、これはじっくり読もうと早速手に入れました。

ところで著者の紹介に「超」ということばを使いましたが、最近の僕の裏テーマ?は「普通」ということです。昨今は「超」に代表されるように普通じゃないことがもてはやされていますが、普通がなければ超もありません。

最近僕が「普通」を意識しているのは、その普通が崩れ始めているような感覚を覚えるからです。

例えば国会での議論を聴いていてもあれは普通ではありません。それは質問者と答弁者のことばが全く交わっていないからです。あれが議論だとはとても思えません。ただ時間を費やしているだけのように虚しく感じます。そしてこの虚しい状態はきっと今の僕らの何かを反映しているのに違いありません。

また格差ということばに代表されるような競争社会も普通ではありません。それは音楽の世界にもあって、音を奏でることよりも他と違うパフォーマンスをして抜きん出た方が勝ち、というような面が無きにしもありません。

この『自分の音で奏でよう!』にはこれまで当たり前とされてきた、努力を重ねてテクニックを身につけていく練習方法に一石も二石も、いやもっとたくさんの石を投じています。僕は中学時代にブラバンでホルンを吹いていたことも、この本に親近感をおぼえた理由のひとつだと思いますが、この本には「あたりまえ」、「普通」、の勧めが書かれています。それは『自分の音で奏でよう!』ということです。

最近自分のレッスンのやり方を見直したいと思っていた僕にとって、この本との出会いは驚くほどタイムリーでした。初めて行った美容院がきっかけなんて、髪の毛のおかげですね。




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コメント

あのー、超の裏話、普通と、言われて、僕なりに普通は、基本、根っこ、?超は、ハイテク、とか、表現の新しさずば抜けることなのかなぁー!音楽的には、伝える、あらわすこと、そこに、演奏技術が、必要になる、楽器の持ち味を、最大限にひきこなし表現することで、曲が、生きてくる、編曲の素晴らしいところですよね、ありのままで表して、受け止めてもらえることが、最高ですが、演奏者が、曲など、作ったひとの希望などなど、その、音楽の目的、中心的もので、考え方が、変化するし、ものの表し方、考え方、により、作りあげられて行く、完成品により、また、いろんな希望や願い事がプラスされて、全てが生み出す気持ちが合わさると、超、気持ちいいのかなぁー!演奏技術は、最低ラインがあり、当たり前で。必要なだけあればとおもいますが、これも、目的、要望。があるでしょうし、超も必要だし、普通も当たり前で、どう、表現したいのだろー何より、決まってくる気持ちがします、なんか、すごーく難しくなる、ながーくなりすぎる、言葉がうまく、まとまらないです、すみません!🎵困りました、なんとなく、答えがありそうなのですが、終わります🙆❗

投稿: 新田幸一 | 2018年2月25日 (日) 00時03分

あのー、超の裏話、普通と、言われて、僕なりに普通は、基本、根っこ、?超は、ハイテク、とか、表現の新しさずば抜けることなのかなぁー!音楽的には、伝える、あらわすこと、そこに、演奏技術が、必要になる、楽器の持ち味を、最大限にひきこなし表現することで、曲が、生きてくる、編曲の素晴らしいところですよね、ありのままで表して、受け止めてもらえることが、最高ですが、演奏者が、曲など、作ったひとの希望などなど、その、音楽の目的、中心的もので、考え方が、変化するし、ものの表し方、考え方、により、作りあげられて行く、完成品により、また、いろんな希望や願い事がプラスされて、全てが生み出す気持ちが合わさると、超、気持ちいいのかなぁー!演奏技術は、最低ラインがあり、当たり前で。必要なだけあればとおもいますが、これも、目的、要望。があるでしょうし、超も必要だし、普通も当たり前で、どう、表現したいのだろー何より、決まってくる気持ちがします、なんか、すごーく難しくなる、ながーくなりすぎる、言葉がうまく、まとまらないです、すみません!🎵困りました、なんとなく、答えがありそうなのですが、終わります🙆❗

投稿: 新田幸一 | 2018年2月25日 (日) 00時07分

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