フライフィッシングを始めてほぼ半年、今朝やっと目指す魚を釣り上げました。これは「釣れた!」んじゃなくて「釣った!」なんです。
フライフィッシングの手始めはキャスティングの練習がメインの釣りでした。キャスティングの上手下手は誰が見てもわかるので、その頃は恥を忍んでロッドを振っていました。
もともとフライフィッシングの知識を持っていたわけではなく、ショップの耳情報とYouTubeの目と耳情報を先生としてここまでやってきたわけですが、こうして初めてのことにトライしてみることは自分のギターとウクレレのレッスンにも良い理解を与えてくれます。
ここからは妄想ですが、僕のキャスティングを見ている上手な僕が「そのキャスティングでもそこそこは飛ぶけど、本当に遠くに投げるためには基本が大切だよ・・・」とアドバイスをしてきます。「そうだなあ・・・」と思いながらも気がつくとまた力任せにキャスティングをしている。
これってまるで普段のレッスンの光景です。頭でわかってできるんだったら先生はいりませんね。やっぱり生の人間からしか得られないものがあるなあと川に立ち込みながらしばし考えたわけです。
さて「釣れた!」じゃなくて「釣った!」の件ですが、フライフィッシングを始めた頃は「何かが釣れれば良い」と考えていました。もちろんそれほど甘いものではありません。一応雑魚を狙うことにしましたが、それもとても漠然とした考えでした。
その後フライ(毛針)を自分で巻くタイイングも始めたり、ブラックバスを釣ってみようと気持ちが迷走したこともありました。実際にブラックバス用のフライを巻いて何度か川に出かけました。
しかし2ヶ月くらい前からでしょうか、対象魚をオイカワに定めました。その類の雑誌も取り寄せてどうしたら釣れるのかを探り続けました。どうしてオイカワかというとこの魚はいわゆる雑魚ですから、どこの川にもいます。しかし雑魚という割にはその姿が美しいのです。特に婚姻色が出たオイカワはなんともいえない美しさです。
気持ちがオイカワに定まってからはフライの形状や大きさ、川のどの辺に生息しているか、どんな風にフライをプレゼンすれば釣れるのか、などなど情報を収集してきました。そして昨晩これまでよりも小さな針をタイイングして今朝に備えたのです。
今朝も最初に決めていたポイントではあたりが出ませんでした。そこで100メートルほど上流に移動して、多少の流れがありながらも、水がゆったりと休むプールもできているところで釣り始めました。そうしたらキャスティングしたフライが流れていくと魚がライズするのが見えました。そして「これはいける!」と思いながらキャスティングした何投目かで初ヒットとなりました。それも婚姻色が出ているオイカワです。「ワオ〜!!!!!」ですよね。慌ててiPhoneで撮りましたが、さすがにピントが合っていません。でも婚姻色がわかるのでひとまず。
サイズは8センチくらいでしょうか。結局今朝の釣果は4匹でしたが、おそらくもっと釣っていればさらに連れたと思います。でもあまり欲張らずに竿をしまいました。
そして、こんな豊かな環境に暮らしていられることに感謝をしながら川を後にしました。
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